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累計ビュー数が10,000超えていたり、スキをたくさんいただいたnoteをまとめたマガジンです。
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#AV女優

デザイナーとしての「ゆるやかな死」

アダルト業界でデザイナーとして働いていた頃、 あるデザイナーの「ゆるやかな死」を見たことがある。 ここでいう「ゆるやかな死」というのは、 「アウトプットの決定的な低下」のこと。 エースデザイナーの「異変」その人(以後、Nさんとします)は僕が新卒入社する前から、DVDジャケットのデザインを1ヶ月で10点前後作り続けている現役バリバリのグラフィックデザイナーだった。 月で10点は、ジャケット以外の業務も含めれば余裕で週3くらいは残業が必要な量。それをNさんは月に1回くらいの

デザイナーのAV撮影研修Ⅰ【擬似撮影編】

久々にAV業界にいた頃の話をしたいと思います(2010年頃の現場の話なので、今の現場とはもっと違うかも) こちらはかなり長いお話になるので、3つのnoteに分けて書きたいと思います。 AV撮影研修Ⅰ:擬似撮影編 AV撮影研修Ⅱ:本番ロケ編 AV撮影研修Ⅲ:ADA編 今回は入社して1ヶ月後ほどに実施されたアダルトビデオの制作会社の研修「擬似撮影」についてお話したいと思います。 当時のソフト・オン・デマンドグループグループ(ソフト・オン・デマンド株式会社、SODクリエイト

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AVジャケットのつくり方

ここ最近、アダルト業界にいた時代のことを書いていなかったので、久々に書きたいと思います。今回は「(当時の)AVジャケットのデザインフロー」についてです。 AVジャケットのデザインフローAVジャケットは印刷媒体になるので、通常のDTPデザインのフローに+αという感じで進行します。 ジャケットの担当枚数は人にもよりますが、当時は月に7〜10枚程度。 私はWebの兼業していたこともあり5〜6枚くらいでしたが、ピークの時は13枚くらい。仕事がめちゃめちゃ早い先輩さんとかは20枚以