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「デザイナ採用相談室」を終えて: #designer_huddle

5月11日土曜日にデザイナー採用イベント「Designer Huddle」にパネラー&メンター(デザイン相談室)として参加してきたので、発信者側のレポートとなります。


ポテンシャル採用という「魔法の言葉」

早速、後半戦のトークイベントのお話。

まつみやまい@maima_1107
今年2月より株式会社CAMPFIREの新規事業部にてUIデザインに従事。

つかもと.com@tsukamo_com
株式会社ベイジにて情報設計からデザインを担当。前職はSE。福岡出身。

モンブラン@MontBlanc04
渋谷勤務のインハウスデザイナー。

ツモマーさんがファシリテーターで、デザイナー歴がそれぞれ違う人達3名でデザイナー採用についてお話しました。僕は10年目というベテラン枠で参加しました。ベテラン枠…っ!(滝汗

40分の長めの枠でしたが、話しだしたらあっという間でした(ちょっと足りなかったくらい)
「ポテンシャル採用」の話が出てきました。

僕は「ポテンシャル」という言葉に「色々なもの」が潜んでいると思っています。
様々な企業で「ポテンシャル採用」という言葉が出てきていますが、これって本当に会社によりけりなんですよね。

- 純粋に未経験人材が欲しいのか
- 一個人の潜在的能力を見ているのか
- 会社として中長期目線で、潜在要素の高い人材を見ているのか
- 中途採用だけど新卒採用なものなのか

スキルセットや実務経験が重視されやすい通常の中途採用もある中、ポテンシャル採用というのが「その会社でどういった方針での採用なのか」を想像する必要があるのかなと思っています。

ポテンシャル採用だからって「未経験だけどカンタンに入れる!」ってわけではない。
条件が通常の中途採用とは違い、具体的且つ定量的でない分、入社後のミスマッチが起こりやすいかもしれない、今のポテンシャル採用に感じています。

だからこそ、募集している企業とコミュニケーションをとる、あるいはとることが出来るようにアクションしてみたり、コミュニケーションを円滑に進めるアウトプットの手段(ポートフォリオやnoteなど)を用意しておくのがベターなのかなと話しながら思っていました。

そういった点では、Twitterやnoteなどで活動的にアウトプットをしていて、それを武器にアクションをしているmaiさんは良い成功例だよな〜と思いました。


それぞれの「最適解」がある

僕が思う「NGポートフォリオ」として、作品がただひたすらに羅列化している端的な作品集というのがあります。

その気持ちがある中、つかもと.comさんは「すぐ見せるためにgoogle driveに作品を溜め込んである」という話をしていて「スピードを意識としての最適解」だよな〜!と思った。

読み物としてのポートフォリオやサイトも読みづらかったり、作品が多すぎて、滅茶苦茶羅列感が出てしまったら本末転倒だけど、変に飾らずにすぐに見せることができる状態を作っておくのも手段のひとつですね…!

- 提出する、あるいはその時までに時間の猶予がある時はストーリー性や作品数を厳選、特色なども交えた完成度の高いポートフォリオが良さそう
- 逆にすぐに提出したり、その場で説明できるタイミングがある際はすぐに取り出せるようにしておくと良さそう


デザイナー相談室をやってみて

デザイナー相談室はデザイナーの村口麻衣さん@mai_muraguchi)とご一緒に各ブースごとに着席しておりました。
会場の準備だったり、トークショーで席をたつタイミングが多かったのですが、何名かの方とお話することができました。

アウトプットはインプットに繋がる点として、「喋ったり、質問に答えることで自身が身につけた価値観や学びを再自覚する」というのがあると思っていて、今回の相談室についてもその文脈でやってみることにしました。

キャリアアップや偏見についての相談や、デザインフィードバック、ポートフォリオ診断など、濃厚な相談で良い意味で脳みそ回転しまくりだったし、適切なアドバイスをするための話の組み立てはどうすれば良いのか、といった個人的な気付きや学びを得ることができて良かったです。


「言い様のない不安」をなくす

僕自身も今の会社に入って学んだことですが、良い就職・転職活動をする時は

- 未来の結果からの逆算
- 相手目線で考える
- これらの可視化、言語化
- 「感情的になりすぎずに」やる→(客観視)

これらを実行すれば、少なくとも後ろ向きな感情や結果にならないと思うのです。

自分がどんなデザイナーになるにしろ、会社に入るにしろ、その手前というのは言い様のない不安に陥るものです。
ただ、これに陥らない、あるいは克服する人はこの「言い様のない」がちゃんと言語化や理解できているんだと思うのです。
「不安」を「課題」に落とし込むイメージ。
課題になれば、現実もやるべき事もわかってくるから。

ただ、これって客観的に行うのって、まず上のようなことを自覚する所から始まり、感情に身を任せない自問自答を続け、最終的にはその時の最適解を見つけないといけないわけで。

めっちゃ大変…っ!

だからこそ、客観視するために、こういった採用について相談や知見を得ることができるイベントデザイナー相談といったメンタリングや議論など、自分以外の他者に相談するのって大事だし、必要だと思うので、言い様のない不安を持つ人は、誰かに聞いたり、それこそ今回のような場に来てみても良いかもしれない。

この事に気付いて、今こうやってnoteに書いている自分でさえ、外に発信することで気付けたことなので、外に出すというのは、言い様のない不安への特効薬なのかもしれないです。

相談室、僕にとっても気付きや実りがめっちゃあったので、機会があればまたやってみたいお気持ちになりました(その際はよろしくお願いしますm(_ _)m)

つもさん、まいちゃん、つかもとちゃん、村口さん、
参加していた企業の皆様、スタッフの皆様、おつかれさまでした〜!!


以上、
おっぱいでした。

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