Vtuberのロゴを作っていたら、本に掲載されることになった話。
こんにちは、デザイナーのモンブランです。
今回は2021年2月頃から始めたVtuberさんのロゴデザインをやってきた結果、
本に載ることになった事、その載ることになった本「VTuberデザインブック」の事について書きたいと思います。
※掲載している書籍ページの画像はすべて掲載の許諾をいただいております。
全VTuberの助けになる「VTuberデザインブック」
今回、参加させていただいたのは「VTuberデザインブック」という、VTuberの様々な作例やノウハウが凝縮されたデザイン参考書のクラウドファンディング企画とその制作です。
小栗さえさん(@OkuriSae)が発起人の「全VTuberのクオリティを底上げする『VTuberデザインブック』を作りたい!」から生まれた、夢のような本です。
↓ 詳細は気になる方はこちらをチェック ↓
活動に大事なイロハが大集合。
率直に言います。
VTuber系の素材、探しづらい。マジで。
適切な素材が見つからないと思えば、逆に多すぎて何を使ったら良いのかもわかりづらい。
発注にいたってはそもそも「どうしたら良いのかわからないぴえん」という方も多いと思います。
VTuberデザインブックは、実際の立ち絵/モデルや配信画面の作例や、実際にどう作っているか等のノウハウなどが、すべて詰まっています。
これを買えば、だいたいのことが、解決!(たぶん)
圧巻の制作メンバー。
そして何がすごいって、関わっているメンバーなんですよ…!!
VTuber活動、もしくはVTuberのデザインに少しでも関わっていたら、ほぼ確実にタイムラインで見たことがあるメンバーばかり!
めちゃ豪華!!!!!
そして、Vに関してはまだまだ新米の僕がこのメンバーの中に入れていただけたのは大変ありがたいです…!!
お誘いいただいたさえさん、本当にありがとうございます…!!!(noteやってて良かった)
担当したところ。
知恵袋の記事執筆+全体デザイン
肝心の「お前どこやったん?」というお話ですが、
VTuberさんのロゴの作り方について記事執筆をさせていただきました。
知恵袋のページは、記事執筆以外にもページ内の見出しや文字サイズ等のフォーマットの作成や他の方のページのエディトリアルデザインを担当させていただきました。
色々やったよ。
知恵袋の全体ページ以外にも細かいページも担当させていただいております。
本当に細かいところなので、たぶんどこかわからないと思います笑
まさかVTuberの界隈で紙のデザインスキルが発揮することになるとは思いませんでした…!
役に立つもんですね!笑
DTPやってて良かった!
そして、公式サイトでも僭越ながらだいぶ早い順番で掲載いただいております…!
ありがとうございます!
DTPやってて良かった!(2回目)
ゲットする方法。
VTuberデザインブックは実物の書籍版とPDF形式のデータ版の2種類をお選びいただけます。
書籍版
・コミックマーケット100 → 8/13(土)|西は02a VTubers*Atelier → 1,500円(税込)
・BOOTH → 8/11販売開始|2,200円(税込)
・メロンブックス → 8月中旬販売開始予定
※数に限りがありますので、ご注意ください。
データ版
・BOOTH → 8/11販売開始|2,200円(税込)
・メロンブックス → 8月中旬販売開始予定
最後に。
「VTuberさんのロゴ作りてぇな…?」
ちょっとしたきっかけから始めた、自身のVライバー活動から芽生えた気持ちでした。
元々"エンタメ系のデザイン"に興味があるし、片足を突っ込んでいた身からするとVTuberさんのクリエイティブというのは僕の中で魅力的でした。
配信を始めるためにノウハウを調べる過程や、界隈のロゴデザインを調査するにあたって、色々な方の事例などを拝見していました。
そういった方々の一員として、制作に携わることができたのは、本当に嬉しく、誇らしく思います。
自身の軌跡をデジタル上だけでない、紙という形で残すことが出来たことにも、とても感慨深い気持ちです。
改めて、素敵な企画にお誘いいただいた小栗さえさん、
一緒にお仕事させていただいた制作チーム、スタッフの皆様、
賛同いただいた支援者様、
本当にありがとうございましたァ!!!!
今後の糧にもさせていただきます!!!!!
おまけ。
レイアウトの都合上で載せることが出来なかったコラムをここに供養しておきたいと思います。
要は「今回書いたのが正解ってわけじゃないからな!」と伝えたかった次第です。
VTuberのデザインは、デザイン全体の業界から見ても
「良い意味で無法地帯」となっています。
(だからこそ、僕も個人活動として成立してると思ってる)
デザインについて企業が参画している状態は少なく、VTuberさん自体も個人で活動している方が多いので、取引の仕方なども様々で自由度が高い状態です。
これはデザインのおこし方にも同様のことが言えます。
なので、今回書かせてもらった内容はあくまで一例ということで、参考にしていただけると良いな〜というのをコラムにこめたかった次第です。