「つらく しない考え方」と「創作の"産む苦しみ"」
俳優の星野源さん、新垣結衣さんの結婚報道があった。おめでて〜。
所感「いつもの芸能人の結婚報道とは違う、より祝福されている結婚」だなぁと思ったのもありつつ、
件の結婚報道に対しての星野源さんの結婚感と、それについてコメンテーターさんが話したことについて、とても共感を持った。
「つらくない結婚がしたい」という事
2016年に「逃げ恥」公式サイトで掲載された2人のインタビューで、当時星野さんは、結婚について「つらくない結婚をしたい」と言っていた。
また、理想の結婚生活を問われると「楽しいのがいいですね (笑)」と回答。当時、周囲の既婚男性陣からは「ツラい話」しか聞かなかったといい「ツラくない結婚をしたいです (笑)!それだけです!」と思いを語っていた。
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星野源「結婚したくなってきました(笑)」 新垣結衣と共演の「逃げ恥」放送当時語った「願望」
このコメントがテレビのワイドショーで話題にあがっていた。
これに対してコメントを求められた方が、星野さんの俳優、音楽活動を踏まえた上で「クリエイティブを産む苦しみ」についてお話していた。
このコメント自体、具体的な内容は正直覚えてないのだけど、この「つらくない」と「産む苦しみ」の言葉が僕の記憶にガッツリ残っている。
「つらくない」は選べるのか?
ふと「つらい選択肢」と「つらくない選択肢」のことを考えていた。
前提として、四六時中つらみざわ!のような選択をし続けているわけではないけど、
自分が頑張りたい!とか理想に近づけたい!と思っているものほど、
結果的につらい結果になっている事があるのかも、と思った。
個人的に「つらい選択、ダメ!」というわけではない。
自身の磨いたり、やりたい企画やチャンスを掴む時に、つらい選択をしなければいけないことはあると思う。
最終的に臨むことは「つらいもの」ではないのだから、そのために努力や理想に向けて、常にハードモードを選ぶ必要はないのかな、とも思っている。
いつまで「ハードモード」でいるか。
さきほど書いたように、理想や挑戦のを目指すための「短期的つらみ」の経験などは良いと思うんだけど、その「短期的つらみ」何度も経験したり、ずっと続いてしまい、結果として「長期的つらみ」になってしまうのはいただけない。
(図式)
※これらはあくまで「創作について」などの、能動的な行動やゴールについての話であって、自身の環境、背景、メンタルそのものに対しての言葉ではないということは補足しておく。
創作物を生む「苦しみ」
一方、コメンテーターさんが話していた「産む苦しみ」について。
とってもわかる…!!!!!
うろ覚えだけど、音楽や演技など扱う「創作への産む苦しみ」という「つらさ」を前提で持っているからこそ、それ以外の「つらいこと」などを最小限にしたい、ということなのだと思う。
この「つらさのキャパシティー」については、30歳を過ぎてからよく考えるし、実際にキャパシティオーバーの危機は何度か経験したように感じる。
若い時って、どういう事柄であれ「何にも知らなかったのだなぁ」と。
成功や失敗、色々な方々と出会い、色々なこと出来事も起きるようになって。
そうやって知識や決断を行うことで、良いことであっても悪いことがあっても常に考え決断しないといけないのが、この年齢なのかなあと。
故に、逃げるわけではないけど、少しでもつらいことが起きないように、もしくは「つらさ」を良い方向に転換することをよく考えて、いかに結果として「良い方向」にするのかを長期的に考えないとなあと。
そう考えながら、僕は今日は「おっぱい」とツッタカターでつぶやくのであった。
おっぱい。