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勇気と決断力をくれる数の魔法|すごい「数値化」仕事術 書評

モンブランです。

今回は「孫社長にたたきこまれた すごい『数値化』仕事術」を読了したので、その感想や気付きを書きたいと思います。

- 「どうだった」かではなく、「どうする」か
- 数値化は勇気と決断を与える
- 琴線に触れた「法則たち」

「どうだった」かではなく、「どうする」か

「未来のアクション」につながらない数値化は、意味がないということです。

分析や数値化は、普段「どういう結果だったか」「どうだったのか」という結果を目的にして考えることが多いと思います。

ですが、この本では「どうだった」ではなく「どうするか」。
結果を知ることが目的ではなく、この後、その先をどうするかを重点おいて書かれていました。

この言葉、自分の普段やっていることに置き換えてみると、なかなかに深い言葉だなと思っていて。

私はnote以外にブログも書いているのですが、普段は「書いた記事の結果」だけを見ているんですね。で、その結果に一喜一憂してしまう。
それは書いたものの結果を見ているだけであって、結果がわかった時点で終点になってしまい、次の行動に移せなくなっていたんです。

ですが、記事を書いた結果ではなく、その先の目標に設定する「どうするか」の視点で考えれば、書いた記事の結果だけで一喜一憂せずにあくまで「手段のひとつ」として見ることができ、モチベーションにも繋がるのではないかと思ったんです。

やった事の結果を見るのではなく、目的の通過点として見る視点は、わかっているようで気付きづらいもので、良い気付きを得ることができました。


数値化は勇気と決断力を与える

頭の中で考えるものほど、解決しないものはない。
別の本も含め、自分が最近良く感じていることです。

この本でも数値化やプロセス分析を通じて、下記のようなことが書かれています。

モヤモヤした不安はあるのに、目の前の仕事を頑張る意欲は湧かない。これが中間目標を設定しない人の日常ということです。

非常に思い当たるフシがあります。
大きな目標を持ったは良いけれど、漠然とした目標に対して常に高いモチベーションを保つことは難しいし、自分が今どの位置にいるのはわからないまま進むは不安で、進めるべき足がすくんでしまうこともあります。

ですが、中間目標や、期間が決まっていれば1日ごとの目標を逆算したりすることで、毎日どのくらいの成果をあげれば良いのかを知ることができ、積み重ねていく成果への喜び、または突きつけられた目標が如何に困難であるのか、またはそれをどう解決すれば良いのかの具体性が見えてくるかもしれない。
成果が出ないのであれば、どのポイントで成果が低くなっているのかを知ることが出来れば明確な行動目標を見つけることができる。

正直、数値化や可視化は面倒くさく感じてしまうこともあるけど、こういった具体的な行動目的を見つけることが出来るのであれば、ぜひやってみようと感じました。


琴線に触れた「法則たち」

この本では、筆者さんのソフトバンクで得た数値化の法則などがたくさん紹介されています。その中で個人的に好きになった法則を紹介したいと思います。

2:8の法則
全体の8割は、2割の要素によって決まる。
→ 2割の問題を解決すれば、全体の8割は解決する
6:3:1理論
一部だけ新しいことを試してみて、よりよい方法が見つかったら、全体の3割や6割へ少しずつ増やしていくやり方
→リスクコントロール。リスクを最小限に。ミニマム。
→新しい方法がどれだけうまくいったかをリアルタイムに定量的に検証・改善・修正が必要。
鮭の卵理論
低コストで数打ちゃ当たる弾をたくさん打つ。
くじを引くコストを下げる。

3つとも共通しているのは「小さいこと」
小さくてもしっかりと数値化や結果がわかれば、当たりを引くコストを下げつつヒットを狙えるし、2割のことで8割がたを解決できる。大きい投資を行うことができる。

YahooBBのエピソードが印象的でした。
当時、ADSL回線がマイナーで数万台単位でのモデムの発注が主流だったところを孫社長は一気に100万台発注したのだそう。

これは大きいリスクをとる、かではなく、大量発注によって1個に対しての原価を下げることでサービス自体の金額を下げ、他者を出し抜く手法だったとのこと。

こういった大胆なことが出来るのも日々の小規模での打ち手とそのデータ分析に基づく成果なのだなと感じました。


まとめ

正直、途中で数式や数値算出のための計算式が出てチンプンカンプンな箇所が多かったのですが、数値を出すことで次の計画をどうするか、自分がどの位置にいるのかは、デザインや改善をする上での強い判断材料にもなるし、自分が次の一歩を踏み出すための強い踏切台になる存在になるし、それをどうやって出せば良いのかが的確に書いてある非常の良い本でした。

自分が気になった箇所を集中的に読んだだけで、しっかりと読み込みきれていないので、他のデザイン系の書籍などを読み切ってから、改めてじっくり読んでみたいと思います。

読んでいる最中に気付きなどのラフなメモはコチラ▼


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あざます!!
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渋谷で働くインハウスデザイナー。2010〜2014年頃はAV業界(ソフト・オン・デマンド)でデザイナーをしていました。

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ドクショカンソウ文
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