Vtuberさんのロゴを1年で20個「無理せず」作りきった話。
こんにちは。
デザイナーのモンブランです。
先日、クリエイター系Vライバーの活動1年間としての目標「V関係のロゴを20個作る」を達成することが出来ました。
今回は、1年間でロゴ20個をどうやって「無理せずに」作っていったかを書いていきたいと思います。
どうやったの?
結論から言うと、以下の3つを実行しました。
継続できる無理をしない仕組み作り(大事)
制作ルールを事前に作成
ライブデザインとツイッター発信でゆるく営業
詳細は以下をご覧ください。
抗えない「制約」を「仕組み」で解決。
「1年間でロゴを20個作る」という目標は、決して難しいものではありません(継続していく、という点は置いておきますが)
20個を1年→12ヶ月で作るわけですから、
1ヶ月で1個はマスト。
そのうちの6ヶ月は1ヶ月で2個を作ると成立します。
1年間の大部分をV関係に費やして、無償依頼などを駆使すれば達成することは決して難しくないと思います。
ただ、僕の場合"がむしゃらプラン"をすることが出来ない事情が何点かありました。
こうなってくると、Vライバー活動以外でロゴを作る時間をなかなかとることが出来ません。
そこで、考えました。
目標を達成するための仕組みを考えようと。
すこやかに創れる「ルール」を作る。
実際に始める前に、まずは
「自分が無理をしすぎないよう出来る"制作ルール"」を考えました。
時間的コスト以外にもメンタルコストも加味して、自分がやりやすい環境を考えるために、現時点や今までの経験から発生しうるコストを考えていきます。
こうして考えうる課題点を裏返しで考えて、依頼いただく上での条件を作成していきました。
僕の場合「自分がやりやすいように制作する」ことは、モチベーションとクオリティアップにつながるので、ここが実現できるルールを可視化していきました。
また、料金を敢えて非開示にして意図的にコミュニケーションコストをあげることで「フッ軽な依頼」が来ないようにフィルタリングしています(DM起点ではなく、配信上で相談いただけたらな、という想いも込めています)
発信を中心にした営業活動。
ここで、もうひとつ忘れてはいけないことがあります。
「そもそも制作依頼が来るのか?」という点です。
時間的制約が多い故に、がむしゃらに無償依頼でSNSで営業をかけてしまうと、依頼主さんとのトラブルなどで時間コストが余計にかかる可能性は避けたいところ、前提として心の消耗も激しい。
そこで、ゆるく段階的な受け身中心の営業活動を行いました。
プロセスエコノミーとライブデザイン
実際のロゴの制作は、ライブ配信プラットフォームで制作過程を配信画面で見せながら行っています。
1年間ライブデザインをしてみて、思ったり気付いたことはこんな感じ。
制作の手が止まって悩んでいたりするとアドバイスをくれたり、はたまた雑談に花が咲くとそれで手が止まったり(笑)
僕自身もとても楽しい場作りが出来たなぁと思います。
実際の細かい工程については、以下のnoteでも言及しているので、合わせてお読みいただけると嬉しいです!
「無理をする」は心の破滅を導く。
僕が目標達成でうまくいった点は、以下が大きかったと思います。
・ある程度の予備実績がある信頼感。
・ライブデザインの仕組み作りがうまくいった
・事前に準備しておいたおかげ無理なく出来た。
”無理をしないロゴ制作" というのは実は後づけで、Vライバーとしての配信活動はライバーイベントに参加して消耗したり、配信しても過疎オブ過疎だったり、なかなか険しい道でした(というか今も険しいです 笑)
そんな中でもロゴ制作を継続することが出来たのは、慣れているデザインの分野である以上に、消耗するポイントを予めルールで潰しておいたことがかなり大きかったと、今になって感じています。
最後に。
今回のnoteでは、自分がいかにしてロゴ制作を行っていったかを主軸に書きましたが、こうして目標を達成することができたのは、何よりもモジャモジャ2頭身さんにご相談いただいた、ご依頼主の皆様のおかげです。
貴重なご縁をいただき、本当にありがとうございました!
また、おかげさまで現在はたくさんの方からご依頼の相談をいただいており、1週間に1個ロゴを作成するペースで制作させてもらっております。
お待たせしていることも内心苦しいものはあるのですが、
ご依頼いただいた方へ良いものをお贈りするために、適度にご自愛しつつ、これからも励んでいきたいと思います。
おっぱい。
赤裸々編
公には話せないお金のことやトラブルの話などを赤裸々編として有料記事にしたためたので気になる方は是非ご覧ください〜。
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