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「Adobe、高くね?」に対する、僕なりのアンサー| #ギークリ 振り返り

こんにちは!
デザイナーのモンブランです。

2024年11月23日に東洋美術学校にて開催された「GEEKCREATORS 2024 TOKYO(以下:ギークリ)」というイベントで登壇した内容を振り返るnoteです。

ギークリ会場入口。
初回開催とは思えないくらいのクオリティにビックリでした。

このセッションを通じて、VTuber活動におけるAdobeツールの活用法を紹介し、予想以上に多くの参加者に興味を持っていただくことができました!
端的に、大成功でした!!

今回は、この経験を通じて得た学びや気づきを、詳しく書いていきたいと思います。

▼ ギークリの概要はこちら ▼


モンブランのセッション概要

【タイトル】
AdobeだけでVTuberになる方法
【場所/時間】
C棟1階C-2(16:25〜16:55)
◆概要
VTuberデビューははじめてとした配信活動・動画作成をしてみたいけど、どんなツールが必要か迷っていませんか?実はAdobe製品だけでもVTuber活動を始めることができるんです!このセッションでは、実際にVTuberとして活動しているモンブランの実例をもとに、Illustrator、Photoshopをはじめとした様々なAdobeツールを使い、キャラクター作成から配信のセットアップまで、VTuberデビューに必要なステップをわかりやすく解説します。デザイン初心者でも安心して始められるコツやプロのテクニックも満載!これからVTuberを目指す方必見の内容です。
◆紹介ツール
・Illustrator
・Photoshop
・Premiere Pro
・After Effects
・Adobe Express
・Creative Cloud(CCライブラリ)

https://www.geekcreators.net/
当日会場で流れていた紹介画像

Adobe、高くね?

VTuberに関するノウハウは表向き。
本筋は年々上がるプラン月額料金に対し
使い倒す」というアプローチでコストパフォーマンスを上げていく。
これを自身が行っている配信活動でいかに行っているかをお話しました。

セッション冒頭のスライド。2017年からの月額推移を添えた。
並べてみると上がり方の強烈さが際立つ。

セッションの内容と反応

Adobeツールを用いたVTuber活動を紹介

私は「デザイン系VTuber」「個人勢VTuber」として、配信画面、サムネイルなどのその全てを自分自身で制作しています。

セッションでは、制作内容に応じてどのようにアプリを使い分けているかを紹介しています。

それぞれの制作でどのアプリを使っているのか一覧で紹介。
Illustrator率が高いのは、個人的趣向高め

各セクションでの制作方法/アプリ使用方法を紹介

アプリを実際にどのように使っているかを、制作内容ごとに深堀って紹介しています。
IllustratorやPhotoshop等は、既にご存知の方も多い上も他のセッションでたくさん紹介されているので、私のセッションではCharacter AnimatorAdobe Expressを少し比重高めに紹介しています。

個人的に肝ポイントのCharacter Animatorのスライド
最近の個人的ブーム
「ショート動画はもはやExpressで作った方が楽」

CCライブラリを用いた素材の共有管理

多方面の制作にて陥りがちの「素材の散らばり問題」についても、CCライブラリで解決するアプローチについてお話しています。

CCライブラリの素材リンクを一覧で。
コンプリートプランでライブラリを使わないのはマジでもったいないと思ってる。

セッション等の振り返り

👍 良かったこと

1.予想以上の参加者数
後半のセッションで参加者数の懸念があったのにも関わらず、開催日までに十分な宣伝告知が出来なかったのでかなり不安だったのですが、結果は満席状態でした…(立ち見などもなく本当に丁度良いキャパになってた)
参加いただいた方も、発表に対して相槌やリアクションをとっていただく事も多く、本当に喋りやすいセッションでした。

2.網羅的な内容を30分でやり切ることができた
今まで行ったセッション、セミナーの中では扱ったツールの数は最多。
スライドを作っている最中でも「話題が散らばらないか」「30分以内で収まるのか」不安になっていましたが、結果としは29分でほぼピッタリ。
課題は残りましたが"さわり"や"きっかけ作り"としてのセッションとしては成功の印象です。

3.特製メガネは上々
これはセッションというよりは、全体の感想。
今までは「対面のみ(特定少数)顔出しOK」「不特定多数の目に触れるのはNG」だったのですが、不特定多数の対策にメガネを別注しました。
度付き+ミラーレンズのサングラスだったのですが、ずっと付けていても問題ないくらいには快適でした。ただ、トラブルもあり。これは次の改善点にて。

🤔 課題点/改善点

1.内容の浅さは否めない
当たり前なのですが、5つ以上のツール/事例を挙げての30分のセッションのセッションは、その内容の薄さ/浅さは拭えなかった印象です。
ここは主軸は残しつつセッションの時間によって一部を切り出したりすると、改善できそう。
今回の内容をフルフルで行うのであれば、90分くらいは必要そう。

2.ハンズオン要素はあっても良かったかも
"話を聞く"が主軸になっていたので、具体的な操作内容を動画や画像などで説明して"その場で触りたくなる"ような発表にしても良かったかもです。
特に「動くサムネイル」は障壁も少なくできそう。

3."顔隠し"が無意味だった(笑)
これは課題点というよりかはハプニング。
前述のように、要所の撮影の時に顔を隠すことができるように専用サングラスを用意していたのですが、発表時になかなか強力なスポットライトが当たることになり、ほぼ目が隠れてなかったようです(笑)
「…もしかして目元ほぼ見えてます?」と聞いたら、ほぼ全員の観覧の方が深く頷いた時は吹き出しそうになりました。


まとめ

今回の「ギークリ」での登壇を通じて、VTuber活動におけるAdobeツールの活用法について、本当に多くの学びがありました…!

参加者いただいた皆さんからの反応を通じて、
Adobeツールに対する高い関心を実感することができたし、今後の活動にも向けた貴重な経験と実績なりました。

何よりも私のセッションも含め、
ギークリにお越しいただいた参加者の皆様に感謝の言葉しかありません…!!
本当にありがとうございます…!!!


セッションのスライドをコミュニティで見れます。

本セッションのスライドはXのコミュニティ「AdobeとVTuber」内ですべてを見ることができます。

Adobe と VTuber
https://twitter.com/i/communities/1827229749632266331

登壇時の実際の映像はYouTube、文字起こしはNotionにて後日アップ予定ですので、こちらもお楽しみにb


これは、スタート。

今回のセッションは、自分の中では「新たな発信のスタート」と思っています。

この2〜3年間「デザイン系VTuber」としてクリエイター活動をしてきて、VTuberとしてはもちろん、ここにどうAdobeのアプリ達を活かしていくかのノウハウもある程度身につきました。

今回のセッションを主軸に「では実際にはどうするの?」の詳細を
note、Notion、YouTubeなどの各媒体で発信していきます。

Adobe Community Expertとしても、
デザイン系VTuberとしても、
今後もより良い発信や回答に邁進していきたいと思います!

ではではー!


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モンブラン|Designer × VTuber
飼っている猫さんやインプットのための読書代などに使います!

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