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デザイナーとしての「ゆるやかな死」

アダルト業界でデザイナーとして働いていた頃、 あるデザイナーの「ゆるやかな死」を見たことがある。 ここでいう「ゆるやかな死」というのは、 「アウトプットの決定的な低下」のこと。 エースデザイナーの「異変」その人(以後、Nさんとします)は僕が新卒入社する前から、DVDジャケットのデザインを1ヶ月で10点前後作り続けている現役バリバリのグラフィックデザイナーだった。 月で10点は、ジャケット以外の業務も含めれば余裕で週3くらいは残業が必要な量。それをNさんは月に1回くらいの

モザイクの向こう側の話

かつでアダルト業界(SOD)のデザイナーとして働いていた頃の気付きや記録を書いています。 前回の記事で深津さんからプッシュいただいたので、アダルト業界でのデザイン的知見をここに記録していきたいと思います。 第2回目はモザイクの話です。 モザイクはデザイナーがかけるジャケットや静止画にかかっているモザイクはデザイナーがPhotoshopでかけています。 かなーり大量の処理を行うので、ショートカットキーは必須。 あとよく誤解されますが、映像のモザイクは別の部署or会社が行